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 住宅供給

1.空き家状況(1) 2.空き家状況(2) 3.初期団地の現況
4.世代構成の偏り 5.最近の住宅供給 6.新たな住宅双六

3.初期開発団地の現況

  多摩ニュータウン開発は新市街地の開発の中で日本最大の住宅地開発として着手され、1969年に建設が始まり1971年に最初の入居が始まりました。最初の分譲マンション開発となった諏訪団地(多摩市)の居住者は、当初は20〜30代が中心で入居したものの、その多くは住戸を売却して転居しており、現状の年齢構成は多摩市の年齢別人口比率と同様な構成を示しています。つまり、世代交代が行われ平準化していることが解っています。

 現状の諏訪団地居住者世代の中心は団塊世代で、続いて子育て世代の20代後半も多く居住しており、古い団地だからと言って必ずしも高齢化しているとは言えない状況です。諏訪団地のある諏訪二丁目の高齢化率は12%で、多摩市の高齢化率11.1%よりやや高い値です。

 

 このように住宅地開発の初期の入居者は必ずしも住み続けていないことが特徴です。事例の諏訪団地の場合は初期に購入した価格は1973年の第一次オイルショックで急速に資産評価が上がり、当初の平均価格が8万/m2であったものが、5年後の1976年に入居がはじまった隣接する永山団地では23.8万/m2で売り出されている状況で、5年間で3倍の価格差が生じたことになります。

 郊外に展開する新住宅地の居住者は、住み替えを繰り返して住まいのバージョンアップを図ってきました。つまり「住宅双六」といわれる図式です。双六の「上がり」は戸建て住宅で、多くの人が戸建て住宅を求めて住み替えを繰り返しました。その結果として初期の大規模団地の居住者年齢は多摩市全体の平均に近くなりました。

 

1.空き家状況(1) 2.空き家状況(2) 3.初期団地の現況
4.世代構成の偏り 5.最近の住宅供給 6.新たな住宅双六

 

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