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 子どもの暮らしと環境を考える【内容報告】

 

子どもの暮らしと環境を考える〜地域の大学から“こんにちは”


第1回報告
多摩ニュータウンの子どもの屋外活動・居場所、そして安全・安心 
〜多摩ニュータウンの子どもの屋外活動調査・子どもをめぐる犯罪発生実態調査から〜
日 時:
平成20年9月13日(
14:00〜16:00
場 所:
諏訪商店街内 すくらんぶるーむ
(多摩市諏訪5-6-3-102)
講 師:
上野淳氏(首都大学東京大学院 都市環境科学研究科教授)
松本真澄氏(首都大学東京大学院 都市環境科学研究科助教)

 首都大学東京・上野先生から、“多摩ニュータウンの子どもの屋外活動・居場所”について、同・松本先生からは、“多摩ニュータウンにおける子どもをめぐる犯罪の発生実態”について、お話をうかがいました。

 多摩ニュータウンの子どもたちは、計画的に整備された歩行者専用道路上とその交差点、そして歩行者専用道路でネットワーク状に繋がれている公園・オープンスペースを利用して滞留と移動を繰り返しながら放課後の時間を過ごしているとの調査結果ですが、一方、子どもを狙った犯罪の発生地点(「不審者出没・犯罪発生等に関する情報メール配信サービス」による)は、そのような子どもの屋外活動の主な場所やその近辺に集中しているという実態も報告されました。

 防犯対策として、防犯カメラ等の導入も考えられますが、発生場所が移るだけでその効果への疑問や個人情報の問題などがあり、植栽等の屋外環境整備に加えて、防犯パトロールや公園等の花壇手入れなどに地域の人が関ることによる子どもを見守る“地域の目”をいかに増やしていくか、地道な活動が必要なようです。

下記にて更に詳しい報告がされています。
*まちづくり拠点“すくらんぶるーむ”blog
   http://blog.goo.ne.jp/mazekoze-kondankai/d/20080919



第2回報告
子どもが健康であるために
〜子どもの健康問題の今昔、そして途上国から学ぶ“健康”とは〜
日 時:
平成20年10月11日(
14:00〜16:00
場 所:
諏訪商店街内 すくらんぶるーむ
(多摩市諏訪5-6-3-102)
講 師:
永吉英記氏(国士舘大学ウエルネス・リサーチセンター 研究員)

 国士舘大学ウェルネス・リサーチセンター・永吉先生から、“子どもの健康問題の変遷と現状、今、子どもが健康であるために何が重要なのか”について、お話をうかがいました。

 まず、3つの視点(身体的、精神的、社会的)から様々なデータを提示していただきながらのお話に、今日の子どもの健康問題〜“子どもの体の危機”〜の深刻な状況が、大人の社会や生活、価値観の変遷と複雑に絡み合ったものであることを改めて認識しました。

 さらに、「人間の生理機能はすべてが自然環境のもとで進化し、自然環境用につくられている。」(生理人類学・佐藤方彦氏)という言葉や永吉先生がマリ共和国で3年間活動された経験、キャンプなどの野外教育に取り組まれている中から、「子どもが健康であるために」のキーワードは「自然な暮らし」と強調されました。

 現実の私たちの都市生活の中では、“ゆらぎ”とも表現される不確定に変化をし続ける「自然」の中で受ける様々な刺激(子供たちの五感などのさまざまな感覚への刺激)をどのように体感・体験していけばいいのか、「解」はなかなか難しそうですが、ニュータウンの恵まれた空間を活かしつつ、また、その活用方法の発想の転換も必要かもしれません。ニュータウンの中に沢山ある公園、これを見直していくことも一つのアプローチではないでしょうか。

下記にて更に詳しい報告がされています。
*まちづくり拠点“すくらんぶるーむ”blog
   http://blog.goo.ne.jp/mazekoze-kondankai/d/20081016



第3回
思春期の子どもたちの心は?
〜絵本や描画のイメージから見える心の世界〜
日 時:
平成20年11月22日(
14:00〜16:00
場 所:
諏訪商店街内 すくらんぶるーむ
(多摩市諏訪5-6-3-102)
講 師:
加藤美智子氏(大妻女子大学人間関係学部教授)

 大妻女子大学教授・加藤先生から、思春期の子どもたちが急激な発達段階で、他者と違う自分を感じ始め、自分を知り、語り表現することに葛藤する日々を過ごしていることなどをうかがいました。

 今回は「絵本や描画のイメージから見える心の世界」というサブタイトルで、「絵本は一つの分かりやすいイメージのなかに、子どもたちの心の成長や危機などが表現されており、また、心を豊かになごませてもくれる媒体」とのことです。

 絵本「わたしのきもちをきいてU.手紙」の画像を見ながら、参加者の方に朗読をしていただいたり、「体験実習」もあり大変なごやかな雰囲気で講座が進められました。

 「体験実習」では、クレヨンと画用紙を使ってまず自分で簡単な図形を描いたり、二人組になって「相互交換」という心理療法の一つになっているやりとりを体験しました。

 先生の優しく、わかりやすいお話をお聞きしていく中で、、「一人ひとりをその子の在り様でそのまま受け止め、育むことが大人の役割」という、子どもの人格を尊重し忍耐強く子どもに対峙されている先生の姿勢も強く印象に残りました。

 最後の質疑応答では、お父さん、お母さんから日々感じている子どもへの接し方への悩みなどについての沢山の質問が出され、先生からのアドバイスが参考になったようです。

 お子さんのいらっしゃるお父さん、お母さん以外に、青少協の関係者、民生委員、地域の小学校の先生、医師等のさまざまな方が参加され、“子どもの心”についての関心の高さがうかがわれるとともに、地域ぐるみでの子どもの見守り、サポートの必要性が感じられました

下記にて更に詳しい報告がされています。
*まちづくり拠点“すくらんぶるーむ”blog
   http://blog.goo.ne.jp/mazekoze-kondankai/d/20081128



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◆共催:永山公民館市民企画講座
◆主催・問合せ:
NPO法人 多摩ニュータウン・まちづくり専門家会議 (担当:松原)
TEL 373-6822 FAX 338-2020 Eメール:info@machisen.net

 

お問い合わせは info@machisen.netまでお願いします。


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