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記録・報告
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2015年03月分
■テーマ:犯罪者の嫌う「安心して子育てができる多摩ニュータウン」というブランドイメージの創出にむけて ■講 師:伴野真理さん((有)PURA 自己プロテクション教育ファンクショナルトレーニング副代表、一般社団法人 バリアフリーシステム開発財団プロテクトキッズチーフインストラクター)
多くの子育て本やセミナーでは、自己プロテクションの概念が含まれていませんが、これは子どもたちに与えるべき最も大切な知識の一つだと伴野さんは言われます。警察は犯罪が起った後でしか対応してくれません。犯罪の起る前や起っているまっただ中では自己責任で対処するしかないのです。
犯罪の公式とは「犯罪=標的+機会+欲求・能力」だそうです。この3つの要素のうち、自分でコントロールしやすいものは、「犯罪の機会」を与えないこと。・・・わかりやすいですね、納得です。
正しい原理に基づく自己防衛知識は、子どもたちに自信とパワーを与え、知らない人を怖がらずに親切にできる。また、子どもたちが自分で考え、判断する力を身に着けることができ、家族のコミュニケーションもよくなるということです。
狙われにくい標的とは5つのプロテクションの層に守られていることだそうです。1層目は自分自身、2層目は家族と家族関係、3層目は学校と地域、4層目は健康とフィットネス、5層目はテクノロジー(GPSやスマートフォンなど)。それぞれ各層ごとに、安全に子供を育てるためのアドバイスやヒントをいただきました。
バリアフリーシステム開発財団で行っているプロテクトキッズプログラムで開発されたという、誘拐犯のよく使う10のワナに基づいたキャラクターを紹介していただきました。このキャラクターはどちらかというとかわいいキャラクターですが、これも子どもたちが怖がらないで聞いてくれるための工夫だそうです。警察にも困りごとの相談を受け付けてくれるホットライン「♯9110」があるそうです。
伴野さんの持ち前の明るいキャラで、難しいテーマの話を楽しくお話していただきました。詳しく紹介できないのが残念ですが、今回の内容をもっと詳しく解説した本を4月初めに出版されるそうです。雑誌セキュリティ研究の出版社から、子育てママのための「ママ マニュアル」という本だそうです。
自己プロテクトのためには健康と運動も大切ということで、伴野さんは恵泉女学園大学の体育館で毎週水曜日「生活筋力体操」の指導もやっておられます。1コインで大人も子供も参加できるトレーニングだそうです。皆さんも一度参加してみてはいかがですか。 https://www.facebook.com/Purafitness?sk=app_2373072738&hc_location=timeline&filter=3
(2015.3.26[Thu]記載)
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