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木曜サロン

記録・報告

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2011年02月分

第65回(2011年2月17日)

【テーマ】”多摩みらいビジョン”の実現に向けて
【講 師】阿部裕行 氏(多摩市長)

 2月木曜サロンは昨年4月に多摩市長に就任された阿部市長をお迎えしました。お忙しい中、秘書も車も使わず、市長おひとりで資料を抱え、歩いて来ていただきました。さすが市民派市長!!

 市民主権のまちづくり「多摩未来ビジョン」を提唱され当選された市長は、自ら「七転八倒の10か月」と話されましたが、改めて「多摩未来ビジョン」の4つの柱とその具体策についての取り組みの状況を駆け足でうかがいました。取り組みはそれぞれ、既に第一段階の結果を見たものもあり、しかしながら、その多くはまだまだ種をまく(まいた)段階のもので、3月には初めて予算案が議会に出されます。

 人口構造の変化や経済雇用環境の閉塞感その他現在の日本を取り巻く激動的な状況の中で、多摩市が自立し活力ある新しい地域社会を創造していくために市民主権のまちづくりの必要性を改めて強調されましたが、諸情勢に対する危機感はさらに増していると言えます。

 折しも、木サロ後直近の土曜日に、市長と市民の対話会『「市民主権のまちづくり」〜多摩市が目指すべき(仮称)地域委員会とは〜』が開催されることになっており、(仮称)地域委員会構想の実現を進めようとしている市長からも参加の呼びかけがありました。
 対話会の中では「(仮称)地域委員会のイメージの共有」がまずテーマとなりましたが、行政と市民、また、市民同士での(仮称)地域委員会となんぞや、その必要性、身近な地域への落とし込んだ時のイメージなど、まだまだ時間を要するようです。

 木サロ、対話会ともに老若男女熱心な方々が集まっておられましたが、さらに幅広く関心を高め、成熟した市民としてより積極的な参加、参画、協働が求められると同時に、行政としての取組についても阿部市長のリーダーシップを期待したいものです。(文責:T.M)

(2011.2.28[Mon]記載)


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