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2006年04月分

第12回(2006年4月20日)

【テーマ】「住宅の場所性」〜多摩ニュータウンなどの具体的な事例を通じて〜
【講 師】 山田正司氏(多摩市在住、建築家)
山田さんのこれまで計画された団地は、タウンハウス諏訪、稲城向陽台地区、長峰地区、堀之内地区と数多くあります。これらの団地計画の考え方や背景を知ると、住んでいる人でなくとも身近に感じられます。また、近くに行けば、お話を実感でき、ニュータウンの散策の新しい楽しみができました。

都市再生機構が住宅分譲から手をひいて以来、ニュータウンの住宅建設は民間ディベロッパーによる大規模マンション建設ばかりになってしまいました。これらのマンションには、山田さんの計画理念として語られた「開放性」「社会性」はあまり感じることができません。それだけに、これまでにつくられてきたニュータウンの低層・中層集合住宅団地がいかに良質のストックであるかを」感じることができます。

また、お話の中で印象的だった言葉は「建築は主張しずぎない方がいい」で、最近のマンション開発などで周りと不調和な目立ちたがりの建築が在ることをつくづく実感させられました。

(2006.4.28[Fri]記載)


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