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木曜サロン

記録・報告

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2016年11月分

第127回(2016年11月17日)

■テーマ:「諏訪2丁目住宅の建替え竣工から3年のブリリア多摩ニュータウンの歩み」〜諏訪地区の活性化に果たした役割などにも触れて〜
■講 師:加藤輝雄さん(諏訪2丁目住宅マンション建替組合前理事長)、戸辺文博(たま・まちせん)

 前半の加藤氏の報告では、先ず新しいブリリア多摩NTの竣工から3年間の歩みを、管理組合の体制や運営の様子や各種イベントへの住民の参加状況を写真なども交えて、新しいコミュニティーが順調に育っていくようすが紹介されました。

 続いて、加藤氏は諏訪2丁目の建替え事業について、「住民コミュニケーションの特徴」と「近隣のまちづくりに与えた影響」について、長年リーダーとしての経験に基づき総括的なお話をしていただきました。

 前者(の「住民コミュニケーションの特徴」)で挙げた6つの特徴からは2番目の「できめ細かい網の目交流」での、新旧住民の区別なし、当別フロア別、世代別交流、各種みまもり、サークル活動などのご紹介が印象に残りました。また、後者(の「近隣のまちづくりに与えた影響」)でも6項目挙げられ、その中に当NPOが事務局を担った「まちづくりデザイン会議」も取り上げられ、当時を思い起されました。

 後半の戸辺からの報告では先ず、「まちづくりデザイン会議」のメンバーが中心となり、「建替え前後の変化に関する研究会」が実施したアンケート調査について、その目的、実施体制、建替え事業と平行した3回の実施時期、回答率など実施概要を説明しました。
 続いて、アンケート調査結果と考察などを編集した「報告書」の構成を紹介するとともに、アンケート結果から、仮住まいの状況、新規居住者のプロフィール(前住地や住宅形式)、そして諏訪2丁目の大幅な若返りなど新旧住民の人口・家族の変化などにより、建替え事業の諏訪地区活性化への効果を説明しました。

 なお、来年2月の木曜サロンでは再び諏訪2丁目を取り上げる予定です。その際には、建替え事業としてみた諏訪2丁目について専門家(コーディネーター)とした係わられた方を講師に予定しています。(記録:H.T)

(2016.11.28[Mon]記載)


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