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  記録・報告
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2015年02月分
■テーマ:無縁社会における新しい血縁〜エンディングセンター「桜葬」の試み〜 ■講 師:東 操さん(認定NPO法人エンディングセンター元事務局長)
認定NPO法人エンディングセンター(以下、エンディングセンター)は「脱継承(跡継ぎを必要としない集合墓)」、「自然志向(樹木をシンボルとし、自然に還る葬方)」、「家族機能の代替(家族に代わる死後サポート)」を理念として、2005年に東京都で初の樹木葬墓地(集合墓)を町田市内に実現しました。
血縁ではない人たちのこのような墓地・葬方形態は、1990年代以降の核家族化、未婚・離婚率の上昇、少子化・高齢化の進展により、「家」を単位とした葬送から「自分らしく」といった志向が強まったことが背景にあり、エンディングセンターも1990年に「21世紀の血縁と墓を考える会」としての発足がスタートになっています。
現在は「桜葬」(樹木葬)墓地の普及の他、墓を核とした結縁「墓友」の交流・助け合い・支えあい活動など「家族・血縁に代わるゆるやかな共同性」を育む活動も行われています。
参加者の中には、町田市内の桜葬墓地を訪れ、既に「ここだ!」と心に決めている方もいましたが、葬送そして墓に対する思いは様々で、それを語る言葉はそれぞれの方の生き方を映し出しているように感じました。
お骨は…海に散骨、山に散骨、お墓に埋葬 誰と…夫婦で一緒に、あくまでも一人で、10人分の親族が入ることができる墓で、ペットも一緒に入る墓で お参りは…家族に来てほしい、子どもに来てほしい、(集合墓で)誰かがお参りしてくれる、誰もお参りに来なくてもよい どんな環境…樹木や虫に囲まれて
自分がどう生きて、どのような最期を迎え、死後はどうありたいか? 改めて東さんを交えて懇談の機会が持ちたい、ニュータウン内にこのような樹木葬墓地ができないものか、などこれからもこのテーマは続いていきそうです。 東さん、貴重なお話しをありがとうございました。また、新たな場でのご活躍をお祈りしております。(記録T.M)
(2015.2.28[Sat]記載)
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