多摩ニュータウン
多摩ニュータウン・まちづくり専門家会議
 
E-mail


まちせんトップ

木曜サロン

記録・報告

%bnindex%...more

2010年12月分

第63回(2010年12月16日)

【テーマ】“まちの資源”の再発見〜身近な歴史を楽しむ〜
【講 師】保坂一房 氏((財)たましん地域文化財団 歴史資料室室長)

 たましん文化財団歴史資料室長の保坂一房さんをお迎えし、”まちの資源”の再発見〜身近な歴史を楽しむ〜というテーマで、全国各地のユニークな取り組みを紹介していただき、多摩地域のさまざまな動きについても触れながら、お話をお聞きしました。

 長崎市の事例では、地域の歴史や風物、食文化などをぶらぶらと歩きながら楽しむことのできるコースめぐりのガイドブックやイベントの企画で成功した「長崎さるく博06」、また、大阪の例では、iPodなどの最新のオーディオ機器を利用した音声ガイドによる観光・歴史案内のシステム、さらに奈良の「平城遷都1300年祭」の本格的なフィールドミュージアムとしての魅力や価値を備えた体験・学習ツアー、町田では日本フットパス協会の活動事例などの紹介をいただき、全国の各地で実践されているまちの資源を観光資源として地域振興に活かしている活動を教えていただきました。

 多摩地域においても、さまざまな市民団体が環境保全や地域研究で活動されていること、また、パルテノン多摩によるこれまでの地域研究や歴史研究と資料について紹介していただきました。

 意見交換のなかで、多摩ニュータウンの開発のなかで多くの縄文の遺跡が発掘され、ニュータウンは縄文の時代にもニュータウンであったというおもしろい指摘もありました。
 参加者からは、多摩ニュータウンの住宅や環境も、時代を経れば歴史的な資産となりうる重要な生活文化財であり、世界遺産として将来にわたり残していきたいという提案もありました。まちせんとしても、かねてより、取り組んでいきたいと考えているテーマでもあります。

 ニュータウン地域の中では、多摩丘陵の自然や歴史、人々の生活史などを保全したり、将来にわたり伝えていこうという取り組みがさまざまな人たちや団体により数多く実践されています。
 これらの活動に携わる人たちや団体の相互の情報交換や連携の機会が増えれば、お互いの活動もより広がりをもち、深まっていくことも期待できます。木曜サロンでも、このような機会を提供できるのではないかとヒントを得ることができました。

 保坂さん、貴重な話をありがとうございました。

(2010.12.31[Fri]記載)


Powered by HL-imgdiary Ver.3.00


永山ハウス
コーポラティブ住宅
(c)多摩ニュータウン・まちづくり専門家会議