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2009年03月分
【テーマ】「障害児者が地域でともに生活するために」 【講 師】矢島卓郎 氏(目白大学人間学部教授)
今回は目白大学人間学部人間福祉学科教授で島田療育センターにも勤務されていた矢島卓郎さんをお迎えしました。 矢島さんは障害児教育学、障害児生理心理学がご専門で、大学で教鞭をとっておられる他に、地域では島田療育センターにおける病棟療育の心理指導等のお仕事や多摩地区障害者支援連絡協議会、障がい者向けのパソコンサポートを行っているパソコンボランティア多摩といった地域活動に携わっておられます。
市内中沢にある島田療育センターについてはその存在は知られているものの、センターでの入所利用者の皆さんの生活の様子を知る機会はなかなかないのですが、今回は15分ほどのDVDも見せていただき、大変理解が深まりました。 2006年からは発達障害に関する支援を総合的に行う地域の拠点を目指した発達支援センターも発足し、地域支援にも取り組んでいるそうです。
矢島さんは、島田療育センターとのかかわりに加えて、第2期多摩市障害福祉計画策定に委員としてかかわられる中で、障害児者が地域でともに生活するためには、施設や活動団体等の地域資源を知り、それぞれが連携すること、情報を共有することの必要性、重要性を痛感され、現在も積極的に地域活動に取り組まれています。
福祉の法制度や概念の変遷から摩市の障害者の状況、障害児者の生活支援にかかわるニーズ調査の結果等、大変幅広いお話しをうかがい、「地域でともに暮らす」ことの第一歩としての「知る」ことの貴重な機会をいただきました。 また、参加者の皆さんからも、福祉分野に限らず、地域の資源の情報の共有が重要であることについて、それぞれの活動や体験からの発言があり、大変活発な意見交換の時間となりました。
(2009.3.31[Tue]記載)
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