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2008年12月分
【テーマ】「写真愛好家からみた多摩ニュータウンの住環境」 【講 師】小林清 氏(多摩市鶴牧在住、たま・まちせん会員)
今回は市内鶴牧在住でたま・まちせんの会員でもある小林清さんにお話していただきました。小林さんは、2007年9月(第27回)に続いて2度目の登場になります。前回は、ご自身がお住まいの団地における大規模修繕の計画から工事完了までの苦労話など参考となるお話を聞かせていただきました。小林さんは建築・まちづくりの専門家でもあり、写真や自転車ツーリングなどの多彩な趣味もお持ちです。今回は、ご趣味の写真を通してニュータウンの様々な姿をご紹介いただきました。
小林さんが趣味の写真で活躍されているのは、落合・鶴牧地区のコミュニティセンター「TOMハウス」を拠点に活動する「写友会」という団体で、約20名が参加され、毎月の例会や定期的な発表会が行われているそうです。写友会のメンバーがこれまでに撮りためてこられた多くの貴重な写真をCDにまとめられたということで、その中からよりすぐりの写真を、たくさん紹介していただきました。(正確には何点見せていただいたのかわかりません。200点以上あったかもしれません。)
普段、私たちが目にすることがめったにないようなニュータウンの周辺に残された里山や小野路などの谷戸の棚田など日本の農山村の原風景のような姿、ニュータウンのど真ん中の中央公園の池で遊ぶカワセミなど、ニュータウンは自然の動植物と共生する空間になっていることがわかります。
春の桜、夏の青空、秋の紅葉、冬の雪化粧……四季折々に変化する風景は、ニュータウンという硬質な響きとはやや趣の異なる自然や季節感に満ちた、私たちのふるさとである多摩の街の姿です。
多くのすばらしい写真を見せていただきながら、今度の休日には、写真を片手に、自転車で散策してみようなどと思っていたのは、私だけではないかもしれません。小林さん、心温まる楽しいひと時をありがとうございました。
(2008.12.31[Wed]記載)
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