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2008年10月分
【テーマ】楽しく暮らし楽しく老いる ―自立して暮らす キーワードはグリーン&クリーン 【講 師】浅井民雄 氏(1971年多摩ニュータウン第1期入居(諏訪2丁目)以来、豊ヶ丘2丁目、諏訪1丁目など37年のニュータウン暮らし。仕事:グラフィックデザイン(版画、イラストレーション、企画編集))
今回は、多摩ニュータウン居住暦37年で、生ごみの堆肥化の推進を目指すNPO活動等に取り組んでいらっしゃる浅井民雄氏に、「“農”のあるまちづくり」についてお話をうかがいました。2006年3月に続き、2回目のご登場です。
私たちの暮らしの原点は“食”であり、それを支える“農”を核としたまちづくりが、成熟期を迎えたまちにとって重要であり、身体的、精神的健康とともに、地域交流、同世代・多世代交流や社会参加を促進などが期待できるとのことです。市内保育園や周辺地域で進められている食の供給を通した地域循環、資源循環のいくつかの実践事例をうかがいました。
また、「“農”のあるまちづくり」の中で、高齢者自らがいわゆる静脈産業を担うしくみづくり、高齢者のための新事業創出が、高齢者が楽しく、いきいきと暮らすことのできる社会の実現につながる、キーワードは「グリーン(緑・農)&クリーン(リサイクル・清掃)」ということです。
事例として、栃木県茂木町の地域資源の堆肥化の取り組みでの元気な高齢者のお話が印象的でした。
最近、私たちの周りは“食”を脅かす事件が頻発しています。食の安全や安心して口にできる食材というだけでなく、エコロジカルなライフスタイルを楽しむという意味でも、農ある生活は豊かで充実したものなのだと感じられるひと時でした。
お話の後の懇親会では、都市生活と農業の共存の問題から、多摩ニュータウンの将来に至るまで幅広く活発な意見交換が続きました。さまざまなまちづくりのヒントや提案をいただき、ありがとうございました。
(2008.10.31[Fri]記載)
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