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2008年04月分

第34回(2008年4月17日)

【テーマ】統計データから諏訪・永山の未来を読み解く
【講 師】藻谷浩介 氏(日本政策投資銀行地域振興部参事役、NPO ComPus理事長)

 今回は、日本政策投資銀行参事役の藻谷浩介さんをお迎えし、統計データから読み解く多摩ニュータウンの未来というテーマでお話を伺いました。全国のさまざまな都市に関する知識とデータに裏付けられた話には説得力があり、圧倒されるほどの勢いで耳に迫ってきました。

 たった3つの図表をネタに、たっぷり1時間を費やし、全く飽きさせないで聞かせる漫談のような話術も巧みですが、数値やデータの大切さ、比率にごまかされないで絶対数を見ることの重要性についての指摘は、日ごろの私たちのものの見方に反省させられる点もありました。

 途中、軽食とビールをとりながら、なごやかな雰囲気で意見交換さらに話は延々と2時間を超過してしまいました。今日中に新聞社に送らなければならない原稿があるとおっしゃりながらも私たちの議論に最後までお付き合いいただき、終わってみれば予定を1時間も超過していました。

 多摩ニュータウンは立地条件はよく、基礎インフラはしっかりしているので若い世代や中流階級の流入を促す住宅の循環しっかりした質の高い住宅があり、低密度で高さ制限の伴った住環境、医療・福祉施設の充実、NPOなどの活発な活動などの条件が整っていれば
どうしようもない東京の中でも多摩ニュータウンは生き残っていけると、お褒めと励ましをいただきました。

(2008.4.22[Tue]記載)


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