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記録・報告

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2007年06月分

第25回(2007年6月21日)

【テーマ】「多摩市民環境会議ドイツ視察報告」
【講 師】 尾中信夫 氏(多摩市民環境会議会長、たま・まちせん会員)

 今回は、尾中信夫さんによる多摩市民環境会議が行った昨年のドイツ視察報告でした。

 ベルリン郊外のエコラウベでは、クラインガルテンとガーデンハウスの徹底したエコロジカルの実践を紹介していただきました。在来種による緑化が義務付けられた木造のガーデンハウス。雨水利用はもちろん、電気は使用不可で再生可能な自然エネルギーのみ。このようなエコラウベが市民団体の手で運営されているということです。

 そのほかに、ベルリン近郊のベルグホルツにある、環境にやさしいエコロジカルなアンネ・フランク保育園。環境首都として日本でも名を知られているカールスルーエの、市民グループによる河川の管理や里親制度。乾式ビオトープという、湿地を再生するのではなく乾燥した自然の環境を再生することでとかげやへび、乾燥地を好む植物などの生息環境をつくる試み。郊外の露天で行われている、剪定枝葉や生ごみのコンポスト工場。ヴァルドシュタットのニュータウンなど、たくさんの写真を見せていただきながら、興味深いお話を聞かせていただきました。

(2007.6.27[Wed]記載)


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