【テーマ】「私が居合わせた多摩NT開発」〜パート2 【講 師】 大石武朗 氏(元公団職員・多摩市在住)
今回は、大石武朗さんに「私が居合わせた多摩ニュータウン開発のシーン その2」として昨年11月に続いて2回目のお話を伺いました。
前回は約1時間のお話でようやく開発前の1966年から初入居の1971年にたどり着いたのですが、今回は1983年ころの落合鶴牧地区の開発が始まったころまでの約10年程度のお話でした。
多摩市貝取の大ケヤキ(濱田邸)や大シラカシ、八王子市別所の大山桜の移植の風景や苦労話なども聞かせていただきました。また、今でこそ公園づくりにワークショップを取り入れたり、子供たちのアイデア募集をしたりということは、各地で行われるようになっていますが、既に多摩ニュータウンでは1977年(S52)に、子供たちから「私の考える公園のアイデア」の公募が行われてたということです。
そして、今では駐車場が増設されてしまった団地の斜面緑地の復元などの開発当時の写真を拝見しまし、時代の移り変わりや住民の生活レベル、意識の変化などにつれ、当初の計画意図とは違って、まちが徐々に変わっていくことを意識せざるをえません。
この続きはまた、時間をおいてお願いしたいと思います。大石さんありがとうございました。
(2007.4.23[Mon]記載)
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