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木曜サロン

記録・報告

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2006年09月分

第16回(2006年9月21日)

【テーマ】「隣りの町から今晩は」
【講 師】 高見沢邦郎 氏 (首都大学東京 名誉教授)

 9月21日開催の第16回まちせん木曜サロンは総勢29名の参加でした。
 事前に申込を締め切らせていただき、直前まで参加をご検討されていた方にはご迷惑をおかけしました。

 今回は、首都大学東京・東京都立大学名誉教授の高見沢邦郎先生に「隣の町から今晩は ~鶴見川・境川流域の町田市に住むプランナーから、多摩川流域居住の皆さんに話題提供~」というテーマでお話をいただきました。

 話題は、多摩丘陵の全体像から小野路・小山田地区の過去・現在・未来、多摩市のまちづくり条例、さらに専門家による地域のまちづくり活動と多岐にわたり、たっぷりと高見沢節を堪能させていただきました。

 シュリーマンが町田に滞在しこの地域を歩いて旅をしたことが日記として残されているなど、ぜひ読んでみたい気がします。

 小野路・小山田地区では都市機構の開発撤退に伴う後始末として、「農とみどりのふるさとづくり」構想が策定され、農水省の支援も受けて山林を農地に造成しようという計画が進められているそうです。一方で、相模原補給廠の返還に伴い、小田急線延伸のラブコールが湧きあがっており、今後の動向は非常に流動的になってきているなど、私たちニュータウン住民にとっても注視していかなければならない問題です。

 多摩市のまちづくり条例は、今、市の原案の説明会が10月2,3,4日と開催されます。先行する町田や府中などのいいところを取り入れた優等生的条例だとの先生の評価もありますが、中途半端にならないよう、しっかりと監視してくださいというコメントもいただいていますので、皆さん、ぜひ、これからの条例の運用に注目していきましょう。

(2006.9.26[Tue]記載)


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