2012年12月のトピック(最新のトピックへ戻る

安気な住まいの会(2012年12月1日)開催

 いくつかの選択があり、幾つかの迷いもあるのが住まい選びです。そして『安気な住まい』は土地から選ぶのですから、迷いも多くなり、時には迷路にも入ります。そして前回は永山駅周辺の三つの土地を見てきました。参加していただいた方々と思いおもいの意見を交換しました。それぞれの意見は特徴的で、まちまちでもありました。環境を大切にする意見や利便性を重視する意見、そして既存の街並との調和を重視する意見など、幾つかの意見を受け止めました。

 いずれも特徴的な土地で、周囲から独立した土地で、季節には桜が綺麗な落ち着けそうな土地。駅から近く眺望も確保できる土地。そして近隣商店街の近くにひっそりと佇む土地。と見てきたのですが、企画者・コーディネーターとして、将来的な土地の可能性、そして生活の場としての未来を見定めた結果、そのうちの一つを選択しました。(土地所有者との交渉過程にあり、ここで具体的な場所を記すことはできません。ご了承願います。詳しくはお問い合わせください。)

 コーポラティブ住宅の作り方は、一所に住む仲間を募り、みんなで土地を入手して共生の家を作ります。今回の『安気な住まい』は『みんなで住まいの環境をも創りだす』作業になります。歴史を見ると、私たちはかつて集落で育って来ました。漁村や農村の集落地はコミュニティの核でした。単に隣近所だけではなく、集落の中での生活がありました。こうした地区を単位とした生活の場を作り出す役割として『安気な住まい』が求められているということだと理解しました。是非、一緒にこのプロジェクトに参加し、そしてあなたの街を作りましよう。あくまでもこれからの住まいづくりは『住民が主役』です。だからこそ、参加者から声を出す『安気な住まい』が求められるのです。

 なお、一月の会合はお休みとなります。

(2012年 12月 3日 [月]記)

 

 

Powered by HL-imgdiary Ver.3.03

安気な便り

バックナンバー

一覧へ

ページのトップへ戻る